導入事例
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■会社名/大阪ガスマーケティング株式会社
■事業内容/家庭向けガス・電気販売や保守、機器販売、リフォーム、通信・デジタルサービス事業
■会社HP/https://www.osakagas-marketing.co.jp/
■ご利用コンテンツ/アルキラーNEX
■ご利用検知器/モバイル版(半導体式)
■ご利用開始/2024年3月~
アルコールチェックのクラウド化で業務効率化を実現
管理者のPOINT
アルコール検知と記録のクラウド化で管理負担を大幅に削減
経営企画本部 人事総務部 業務チーム
吉田 大治様
- ・検知データをクラウド管理、紙記録を廃止
- ・検知器の有効期限や利用状況を自動管理
- ・点呼代行サービス連携で確認者の負担を軽減
⸺ 御社の事業内容やPRポイント等を教えてください。
当社は、エネルギーや固定通信などのインフラサービスの販売および保守、ガス機器ならびに住設機器等の販売およびメンテナンス、暮らしのお困りごとへの各種サービスの提供などを通じて、家庭用のお客さまのご要望やご期待にお応えするため、2020年4月に事業を開始いたしました。
最近ではデジタル化の急速な進展や、新型コロナウイルスの感染拡大以降の在宅時間の増加により、お客さまの暮らしに関する課題も変化している中で、暮らしのデジタルプラットフォームである「スマイLINK」を通じて、お買い物、医療、暮らしのサポートから飲食店で使えるデジタルチケットまで、生活をもっと快適・便利にできるさまざまなサービスも提供しております。
⸺ 導入前には、どのような課題があり検討を始めたか等の検討の経緯を教えてください。
2022年4月の道路交通法改正によって運転前後の目視等による酒気帯びの確認が義務化され、弊社ではその当時より簡易型のアルコール検知器を用いた検査を行い、結果を紙に記録していました。
その後、当時使用していた簡易型のアルコール検知器の使用期限および更新が2024年3月に到来することに合わせて、アルコール検知・記録の徹底とドライバー・確認者など関係者の業務効率化を図っていきたいと思い、検査記録をクラウドに自動保存できるアルコールチェックサービスの導入に向けた検討を始めました。
⸺ 検討を進める中で、コストや運用方法等どのような課題点がございましたか。
簡易的なアルコール検知器ですと、誰にいつ渡したのか、買い足した時の有効期限など、管理が非常に煩雑となり、期限切れが発生するリスクがありました。
特に、弊社は本社をあわせると事業所が10以上あり、アルコール検知器は合計すると数百台所有していたため、すべてのアルコール検知器の有効期限を管理するのは非常に難しく大きな課題でした。
また、車両に関する帳票がアルコール検知記録・走行カード(運転日報)・ETCの明細、ガソリン代の明細など複数に分かれており、明細は走行カードに直接貼り付けて提出をしていました。
走行カードも手書きかつ帳票が細かく分かれていることで、ドライバーだけでなく管理者の確認の負担も大きく課題として考えておりました。そのため各種帳票を集約してペーパーレス化もあわせて図りたいと考えました。
すべてを一本化で提供している企業が意外とありませんでした
⸺ アルコールチェッカーを検討する上での基準条件とアルキラーを選定した決め手を教えてください。
アルキラーNEXを含めて複数社の商品・サービスを比較検討いたしました。
重視したのは簡易型アルコール検知器を使用していた時に課題となっていた、検知器の期限管理がシステム上でできる点と、アルコール検知器そのものと、利用者向けアプリおよび検知結果を管理するシステムすべてがパッケージ化されている点の2つでした。
アルコール検知器だけを作っていらっしゃるメーカーさまやアプリ・システムのみを開発していらっしゃるソフトウェア会社さまはいらっしゃるものの、すべてを一本化で提供しておられる企業が意外とありませんでした。
パッケージ化されていれば問い合わせ窓口が一本化されるので、トラブル時に素早く対応してもらえることや、要望が反映されやすいと思ったため個人的には必須条件でした。
走行管理オプションについては、機能を紹介していただいたことで、アルコールチェックと一括管理できるのであれば、車両に関する帳票が複数に分かれている現状を踏まえると導入したいと思いました。
ただ、一斉にどちらも導入することは実際に利用されている皆さんの負担などを考慮すると、難しいと社内にて意見が挙がったため、アルコールチェックの運用が馴染んでから再度検討することになりました。
アルコール検知器の導入からしばらく経って、現場から「一本化して欲しい」という声が出てきたタイミングで走行管理オプションを導入することを決めました。
⸺ 利用者から届く検知データをどのように(どのタイミングで)確認・管理していますか?
基本的には対面もしくは電話で結果を確認し、その後システムへの検知確認を速やかに登録しています。
検知器のメンテナンスにかかる負担はおよそ半分以下に
⸺ アルキラー機能で便利に感じる点、アルキラーだからこそできた事、他社にはない魅力を教えてください。
簡易型検知器を使っていた時は、1年に1回の交換(メンテナンス)について、各事業所に対して台数などをヒアリングし、誰が使っているのか、使っている・使っていない検知器の洗い出しなどを行った後、注文・配布を行っていました。
しかし、アルキラーNEXなら管理画面で検知器のシリアルナンバーと利用者の情報が自動的に紐づいてくれますし、最終利用日も見られることで長らく使っていない検知器などの情報が一目でわかり、各事業所との簡単なコミュニケーションのみで交換(メンテナンス)が出来るようになりました。
事前の準備から交換作業までの作業量を考えると、関係者にかかる負担はおよそ半分以下になったのではないかと思います。日々の検知結果の確認についてもリアルタイムで確認ができ、紙を回収する手間などもなくなり各事業所の安全推進委員などの業務は大幅に削減されました。
また、休日にお客さま先へ訪問したり、早朝や遅い時間帯での車両利用も多く発生したりするため、点呼業務について確認者がすべて対応するのは大きな負担となっていました。
そこで、アルキラーNEXとシステム連携しているバディネット様の点呼代行も活用しています。
バディネット様にて確認いただいた内容が自動的にアルキラーNEXの管理画面に反映されるため、確認者が休日に対応する必要がなくなり、かなり助かっているという声をいただいています。
現在では、就業時間外だけではなく確認者が会議中などで対応できないタイミングなどでも、積極的に活用しています。
⸺ その他、ご意見やご要望がございましたらお聞かせください。
アルコール検知に関しての要望は特にありませんが、走行管理機能においては日報出力の際のCSVエクスポート画面でエクスポートする項目のカスタマイズができればありがたいです。
(これより以下は現場ドライバーのインタビュー)
紙記入は月末の作業負担が大きかったですが、アプリになり負担がなくなった
⸺ 簡易型の検知器からアルキラーに切替していただいて業務効率は良くなりましたか?
検知結果や走行カードがすべてシステムで管理できるので良くなったと思います。
以前は朝早い時間や土日も上司に連絡する必要があったので申し訳ないと感じていましたが、点呼確認も外部のコールセンターに委託できるようになり、良くなったと思います。
外部のコールセンターからの電話に時間がかかることがあるので、その点がよくなればより使いやすいと思います。
これまですべて紙で記入だったため月末の作業負担が大きかったですが、アプリになってその負担がなくなったことが良いです。
⸺ 現在、アルキラーNEXを使っていただいている中で、「もっとこうだったらいいのに」と思うことがあれば教えてください。
・ガソリンレシートをアプリ内で貼り付けられるようにしてほしいです。
・イレギュラー時に入力を忘れてしまったり、スマホの不具合で登録できていないときがあったりするので、管理者に依頼することなく、いつでも自分で修正できたら便利だと思います。

