【202509-test-03】テスラは何がすごい?「社用車として購入」したから分かる魅力と実体験レビュー
電気自動車(EV)の代表格である「テスラ」ですが、ニュースやSNSで話題になることは多いものの、実際に社用車として導入している企業はまだ少ないように感じています。
今回、株式会社パイ・アールはテスラの最新モデル「Model Y」を社用車として購入しました。
テスラの魅力を日常的に体感し、社員が乗車・運転することで得られた一次情報をレビューとしてまとめます。
本記事では、テスラの特徴や導入背景、実際に運用して分かったメリット・課題を、社員のリアルな感想やデータとともに紹介し、テスラの「何がすごいのか?」に迫ります。
テスラに関心をお持ちの方や、社用車としてEV導入を検討している企業に役立つ内容をお届けしますので、ぜひご覧ください。
目次 / この記事でわかること
1. テスラは何がすごい?5つの大きな魅力
テスラが注目される理由は、単なる電気自動車という枠を超えて「走るテクノロジー企業」として進化を続けている点にあると考えています。
ハードとソフトを融合させ、従来の自動車メーカーとは異なる発想で開発されているのが最大の特徴です。
本章では、実際に社用車として導入した私たちの体験をもとに、テスラの大きな魅力を5つの視点から紹介します。
1-1 自動運転・OTAアップデートなど最先端テクノロジー
テスラの代名詞ともいえるのが、自動運転支援システム「オートパイロット(Autopilot)」と、インターネット経由で行われる「OTA(Over-the-Air)アップデート」です。
従来の車は購入後の性能や機能が固定されるのが一般的ですが、テスラはスマートフォンのようにソフトウェア更新によって、今も進化を続けています。
実際に導入後も、新しい操作機能やUIの改善が随時追加されるため、常に最新の状態で利用できる点は他社の車にはない魅力だと感じています。
まさに「車」というより「デバイス」としての進化を体感できる部分といえるでしょう。
別のページでは、テスラの機能について詳細を解説した記事があるので参考にしてください。
1-2 加速性能・航続距離・走行の快適性
もしかすると、電気自動車に対して「パワー不足では?」とイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、テスラはその常識を覆します。
Model Yは、停止状態からの加速が非常にスムーズで、力強さを感じられました。
また、航続距離においても実用に耐えうる性能を備えており、社用車としての日常利用にまったく問題ありません。
静かな走行音と低重心設計による安定感は、長時間の移動でもストレスを軽減してくれますし、社員からも「電気自動車ってこんなに乗り心地がいいんだ!」との声が上がるほど快適なのが印象的でした。
1-3 未来を感じるデザインや操作性
テスラの魅力を語るうえで欠かせないのが、従来の車とは一線を画すデザインと操作性です。
インテリアは極めてミニマルで、ボタン類はほとんど存在せず、車内中央の大きなタッチスクリーンに機能を集約しています。
最初はシンプルすぎるのではと不安を感じる人もいるかもしれませんが、実際に使ってみると直感的で分かりやすく、すぐに慣れました。
また、車内のUIはソフトウェア更新で改善され続けるため、購入から時間が経っても古さを感じさせない点も特徴です。
外観も流線型のフォルムとクリーンな印象で、街中での存在感は抜群。
社員や訪問客から「未来を感じる…」と驚かれることも多いです。
1-4 充電ネットワークと利便性
電気自動車においてもっとも気になるのが充電環境ですが、テスラはこの点でも強みを持っています。
国内のスーパーチャージャー網は年々拡大しており、出張や営業活動での移動も徐々に活用できる状態になってきました。(場所によっては難しいこともありますが…)
私たちのオフィスが入っているビルには、電気自動車専用の充電設備が整っており、日常的な利用に困ることはありません。
急速充電を利用すれば短時間で大きくバッテリーを回復できるため、ガソリンスタンドに立ち寄る感覚に近い形で運用できています。
もちろん、今後さらなるインフラ整備が必要ですが、少なくとも都市部での利用においては充電の不安はほとんどなくなりつつあります。
1-5 維持費やコスト面での魅力
社用車として導入する際に、コストは無視できない重要なポイントです。
テスラは購入時の初期費用こそ高額ですが、ランニングコストで見ると魅力が際立ちます。
電気代はガソリン代に比べて抑えられる傾向があり、さらにエンジンオイル交換などガソリン車特有のメンテナンスが不要なため、長期的にはコスト削減につながるとされています。
実際に弊社が運用してから日はまだ浅いですが、日常利用での維持費は従来の車と比較して有利に働いていることを実感しています。
加えて、自治体や国の補助金制度をうまく活用すれば、初期投資の負担を軽減することも可能です。
こうした点から、単なる「電気自動車兼高級車」ではなく、合理的な選択肢としての側面も持っているといえます。
2. 社用車にテスラ「Model Y」を購入した背景
私たちがテスラを社用車として導入した理由は、単に移動手段を確保するためではありません。
弊社社員に「最先端の未来を感じ取ってほしい」という思いが出発点にあります。
テスラは車というより「デバイス」に近い存在だと考えています。
ハードウェアにソフトウェアを組み合わせることで価値を最大化しており、従来の自動車メーカーとは根本的に発想が異なります。
例えば、車ごとの個性に合わせて試乗し、乗り味を選ぶのが当たり前だった従来の車とは違い、テスラはユーザーの好みに合わせてハンドルの重さやブレーキの感覚をソフトで調整することが可能です。
これはIoTがたどり着いた「クルマの理想のかたち」といえるでしょう。
さらに、定期的なソフトウェアアップデートによって機能が進化し続ける点も魅力の1つです。
弊社社員がこうした進化をリアルタイムで体感することで、新しいビジネスのヒントを得てほしいと考えています。
テスラに乗る体験が、将来を想像し、自分たちの仕事の可能性を広げるきっかけになると信じています。
また、来社いただくお客様をテスラで送迎すると、多くの方が初めての体験に驚き、喜んでくださいます。
営業活動においても「先進的なことに挑戦している会社」という印象を持っていただけるため、新しいおもてなしの一環としても役立っています。
このような側面は、社用車として導入するメリットとなり得るでしょう。
3. 従業員 がテスラ「Model Y」を運転(乗車)した実体験レビュー
本章では、弊社がテスラを導入してみて、社員がどのように感じたのかを含めてレビューを紹介します。
社用車として利用するからこそ、営業や開発をはじめとした社員が日常的に乗車する機会があります。
乗り心地や操作性、充電のしやすさなどはカタログや公式サイトだけでは分からない部分です。
本章では、社員一人ひとりが運転・同乗して体験した「リアルな感想」を紹介します。
テスラに興味がある方だけでなく、企業としてEV導入を検討されている方にとっても参考になるはずですので、ぜひ参考にしてください。
※レビューは社員がコメントしたそのままの、率直な意見を紹介します。
従業員 ★ のテスラに乗車した感想
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従業員 ★ のテスラに乗車した感想
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従業員 ★ のテスラに乗車した感想
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従業員 ★ のテスラに乗車した感想
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4.【よくある質問】テスラを社用車として導入のQ&A
テスラを社用車として導入するにあたり、実際の運用面や費用、充電環境など気になるポイントは数多くあります。
購入を検討している企業や、電気自動車に興味を持つ方が感じる疑問は共通している部分が多いため、本章ではそれらをQ&A形式でまとめました。
実際に導入した実体験に基づく情報と、テスラ公式ホームページから回答しているので、ぜひ参考にしてください。
なぜ数あるEVの中からテスラを選んだのか?
数ある電気自動車メーカーの中で、私たちがテスラを選んだ理由は大きく3つあります。
1つ目は、現時点でもっとも進んだモビリティテクノロジーを体現しているのがテスラだと考えているからです。
電気自動車という枠を超え、ソフトウェアとハードウェアを一体化させたプロダクトの完成度は群を抜いていると感じています。
2つ目は、弊社代表がアメリカでUberを利用した際に初めてテスラに乗車し、その未来感とミニマルな設計、そして上質な乗り心地に強い感銘を受けた体験があるからです。
実際に乗って感じた驚きは、文章やスペック表だけでは伝わらない価値だといえます。
そして3つ目は、テスラという企業の背景です。
iPhoneを世に送り出したスティーブ・ジョブズに次ぐ存在として注目されるイーロン・マスクが率いることで、テスラは単なる自動車メーカーではなく「未来をつくるテクノロジー企業」としての象徴的な存在となっています。
社員やお客様にも、そうした革新的なプロダクトに直接触れてほしいという思いがありました。
テスラ導入にかかった費用と補助金の活用方法は?
テスラの導入にあたっては、決して小さくない初期費用が発生します。
しかし、国や自治体の補助金制度を活用することで、実際の負担を大きく軽減することが可能です。
私たちも補助金を申請し、条件を満たすかたちで活用しています。
フルで補助金を受ける場合には「4年間継続して利用する」という条件がありますが、社用車として日常的に活用するため、この点は問題ないと判断しました。
充電環境の整備はどのように行ったのか?
電気自動車を導入する際にもっとも気になるポイントのひとつが「充電環境」です。
私たちの場合、幸いにも会社が入っているビルの駐車場に充電設備が完備されており、特別な工事を行うことなく導入することができました。
なお、設置されているのはテスラの専用スーパーチャージャーではなく一般的な充電器ですが、日常利用においては十分に対応可能です。
使い方は、営業活動や社用車としての短距離移動が中心であるため、不便を感じることはほとんどありません。
【実際に発生している現時点のランニングコスト(電気代など)】
導入後のランニングコストについて、実際の数値をもとに検証しました。
- 総走行距離:464km
- バッテリー残量:65%
- 充電量:111kWh
- 電気代総額:6,795円
上記の結果から算出すると、1kWhあたりの電気代は約61.2円、走行効率は1kWhで約4.18kmとなります。
つまり、1kmあたりの走行コストは約14.6円です。
ガソリンを1L=180円と仮定した場合、これはリッター換算で約12km/Lに相当します。
正直に言えば「電気だから圧倒的に安い」というほどではありませんが、今回の利用環境は大阪市内で長距離移動が少なく、購入時期も猛暑の6月末でエアコンやシートベンチレーションを多用していました。
それでも12km/L相当を確保できているのは、ガソリン車と比較した際に十分な優位性があると考えられます。
特に都市部で日常的に利用する場合、維持費の安定感は大きな魅力になるでしょう。
万が一の事故では修理費用が高額になる?保険やメンテナンス体制は?
実は、導入から間もない時期に駐車場で柱に擦ってしまい、フロントバンパー下部を傷つける事故が発生しました。

大きな事故ではありませんでしたが、修理に関しては通常の車とは異なる課題が見えてきました。
テスラは塗料の配合や部材情報を認定工場にしか公開していないため、一般の整備工場や板金塗装業者では修理を受け付けてもらえません。
その結果、対応できる工場が限られ、提示される修理費用も高額になりがちです。
【調整】一般的な国産車や他メーカーの輸入車と比べても修理費は高めであることが分かりました。
【調整】テスラの修理費用の合計は、約27万円でした…。
アフターメンテナンスや修理対応における制約は、テスラを導入する上での数少ない弱点といえるでしょう。
5. テスラ社の概要と日本での普及状況
テスラは、電気自動車(EV)を世界的に普及させた先駆者として知られています。
イーロン・マスク氏のもとで急成長を遂げ、今や「自動車メーカー」という枠を超えたテクノロジー企業として注目を集めています。
本章では、テスラという企業の基本的な特徴と、日本国内での普及状況について整理します。
5-1 テスラ社の概要
テスラ(Tesla, Inc.)は、2003年にアメリカ・カリフォルニア州で設立された電気自動車メーカーです。
創業者の一人であるイーロン・マスク氏のリーダーシップのもと、電気自動車の普及と再生可能エネルギーの活用を推進してきました。
代表的なラインアップには「Model S」「Model 3」「Model X」「Model Y」があり、セダンからSUVまで幅広いニーズに対応しています。
特にソフトウェアによる自動運転支援機能やOTAアップデートは、自動車という枠を超えた「移動デバイス」としての特徴を際立たせています。
さらに、家庭用蓄電池「Powerwall」やソーラーエネルギー事業も展開しており、持続可能なエネルギー社会の実現を目指す企業でもあります。
参考:Teslaジャパン
5-2 テスラの日本での普及状況
日本におけるテスラ車の販売は2014年ごろから開始され、現在では主要都市を中心に利用者が増えつつあります。
特にModel 3とModel Yは比較的手の届きやすい価格帯で提供されており、個人ユーザーだけでなく法人の導入事例も少しずつ増えてきました。
充電インフラに関しては、テスラ専用のスーパーチャージャーが全国に展開されており、2024年時点で数十カ所に設置されています。
さらに一部のスーパーチャージャーは他社EVにも開放が進められており、利便性が年々高まっています。(私たちも専用チャージャーではありません)
とはいえ、日本全体で見ればまだ普及率は高いとはいえず、ガソリン車からの切り替えはこれからが本格化する段階です。
都市部での利用は進んでいるものの、地方では充電環境やサービス拠点の不足が課題となっています。今後、インフラ整備のスピードがテスラ普及の鍵を握るでしょう。
6. テスラの日本における4つの課題
テスラには多くの魅力がある一方で、日本で社用車として導入する際にはいくつかの課題も見えてきます。
特にインフラやコスト面は、まだガソリン車に比べてハードルが残っているのが現状です。
本章では、私たちの実体験と市場全体の状況を踏まえ、日本におけるテスラの4つの課題を整理します。
6-1 充電ステーションが限られている
テスラ専用のスーパーチャージャーは全国的に増えつつありますが、まだ都市部に集中しており、地方では不足しています。
出張や長距離移動を前提とする企業にとっては「どこで充電できるか」を事前に計画する必要があり、利便性はガソリンスタンドに比べると劣ります。
6-2 充電時間が長い
急速充電を利用しても、満充電までには一定の時間がかかります。(私たちはバッテリーが◎◎の際◎◎時間程度かかりました)
短時間で燃料補給が完了するガソリン車と比べると、時間効率の面で不便さを感じる場面がないとは言い切れません。
特に業務中の移動で時間をシビアに管理する必要がある企業では、課題になる可能性がありますので、把握しておくとよいでしょう。
6-3 初期コストがかかる
テスラは長期的に見れば維持費やランニングコストで優位性がありますが、購入時の初期費用は国産車に比べて高額です。
補助金制度を活用することで負担を軽減することはできますが、それでも導入時に一定の投資判断が必要になります。
6-4 車体が大きい
テスラ車はアメリカ市場を前提に設計されているため、日本の道路や駐車場事情を考えると「やや大きい」と感じる場面があります。
実際、社員の中でも「運転が少し怖い…」と話す者もいました(ぶつけるのが怖い、という意味かもしれませんが…)。
狭い路地や立体駐車場での取り回しに苦労するケースもあり、社用車として使う場合は導入前に利用環境をよく確認しておくことが大切です。
7. まとめ|テスラの魅力を知れば未来のドライブが変わる
今回、社用車としてテスラ「Model Y」を導入し、実際に社員が乗車・運転することで得られた体験や、テスラ購入の背景をお伝えしました。
テスラは「車」というより「進化し続けるデバイス」であり、自動運転やOTAアップデート、加速性能やデザインなど、従来の常識を覆す魅力があります。
一方で、充電インフラや修理体制、初期コストといった課題も存在し、誰にとっても万能な選択肢というわけではありません。
しかし、社員が日常的にテスラを体感することで「未来のモビリティ」を肌で感じ、新しい発想や意識変革につながっていることも事実です。
お客様にとっても「先進的な企業」としての印象を持っていただけるなど、副次的な効果も大きいと感じています。
これからEVやテスラの導入を検討される方にとって、本記事が一次情報として少しでも参考になれば幸いです。
未来のドライブ体験をどう取り入れるかは、今まさに各企業が考えるべきテーマだと私たちは考えています。