【2026年】法人におすすめの業務用アルコールチェッカー10選|法人向け製品を機能・管理方法で比較
2023年12月から、白ナンバー車を対象としたアルコールチェッカーを用いた運転前後の酒気帯び確認が義務化されました。対象事業者は、確認結果を1年間保存し、アルコールチェッカーを常時有効に保持する必要があります。
法人向けの業務用アルコールチェッカーは、測定精度や価格だけでなく、測定結果の記録・管理方法にも違いがあります。
少人数で費用を抑えて運用する場合は「簡易型」、現在使用している機器を活用する場合は「OCR撮影型」、複数拠点や直行直帰に対応する場合は「クラウド管理型」が選択肢となります。
「安価なアルコールチェッカーを導入したものの、記録や確認に手間がかかっている」「現在の運用が自社に合っているのか分からない」と悩む企業も少なくありません。
本記事では、法人向けの業務用アルコールチェッカーを記録・管理方法によって3タイプに分け、おすすめの10製品を比較します。
自社の利用人数や勤務形態、管理体制に合う製品を検討する際にお役立てください。
目次 / この記事でわかること
1.法人向け業務用アルコールチェッカーを記録・管理方法で3タイプに分類

法人向けの業務用アルコールチェッカーは、測定結果の記録・管理方法によって「簡易型」「OCR撮影型」「クラウド管理型」の3タイプに分けられます。
導入費用だけで判断せず、測定後の記録や確認、保存まで無理なく継続できるタイプを選ぶことが大切です。
本章では、それぞれの特徴とメリット・デメリット、3つのタイプごとにどのような企業・業種に向いているか、おすすめの要素もあわせて解説します。
使用目的や企業規模などに応じて、自社に向いているアルコールチェッカーを選定しましょう。
簡易型アルコールチェッカー
簡易型アルコールチェッカーは、検知器単体で使用し、記録機能をもたないタイプです。
比較的安価に家電量販店やホームセンター、ネット通販などで購入できます。
買い切りタイプのため、センサー寿命を迎えたら使用できなくなり、買い換えが必要となります。
多くのアルコールチェッカーは使用開始より1年〜1年半程度、もしくは使用回数の上限(1,000回〜5,000回程度)のどちらかでセンサーの寿命を迎えます。
安価な製品だと5,000円/台程度から購入できます。
購入しやすいことから、主に個人利用に向いており、企業向けには機能やセキュリティ、耐久性など不安な点が残るでしょう。
【手動】OCR撮影に特化したアルコールチェッカー
スマートフォンのアプリと連動し、OCR(光学的文字認識)と呼ばれる技術を用いて、アルコールチェッカーに表示された数値をスマートフォンのカメラでスキャンして読み取るタイプです。
読み取った数値はクラウドやPCへ送信され、データ管理が可能となります。
次に紹介するクラウド管理型と比較すると、アプリ利用料が安価な商品も多く、手軽にPCでデータ管理ができる点が魅力です。
【自動】クラウド管理を目的としたアルコールチェッカー
クラウド管理型は、測定結果をBluetoothなどでスマートフォンや管理システムへ送り、クラウド上に記録・保存するタイプです。
測定結果を手作業で入力する必要がなく、複数の運転者や拠点の実施状況を管理画面から確認できます。
顔写真、位置情報、検知器の個体情報などを記録できる機器であれば、直行直帰や遠隔地での測定にも対応しやすくなります。
簡易型やOCR撮影型と比べて導入費用や月額料金がかかる傾向にありますが、記録作業や確認業務を効率化したい企業に適しています。
特に、運転者が多い企業、複数拠点を持つ企業、直行直帰や出張が多い企業では、クラウド管理型を検討するとよいでしょう。
アルコールチェッカーのセンサー方式や測定方法、使用期限などを詳しく確認したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
選び方に迷ったら、機能と実績で選ぶ
法人向けアルコールチェックシステムなら
「アルキラーNEX」
- 直行直帰の多い現場や拠点ごとの共同利用など、多様な働き方に合わせた運用が可能
- 定期メンテナンスが無料、検知器の期限管理も不要で、手間とコストを同時に削減
- 運転日報などの車両管理や他社システム連携で、管理者・ドライバーの負担を軽減
義務化遵守だけでなく、現場の負担まで減らせる運用を。
製品の詳しい仕様や導入メリットは、製品ページよりご確認いただけます。

2.【簡易型】業務用アルコールチェッカーおすすめ3選

まずは簡易型アルコールチェッカーのおすすめ3商品を比較していきます。
- ・タニタ「EA-100」
- ・東洋マーク「AC-016」
- ・ELECOM「HCS-AC03BTWH」
簡易型アルコールチェッカーに大きな差はないように感じるかもしれませんが、センサーの検知精度や持ち運びやすさ、操作性、記録機能の充実度など、それぞれに特徴があります。
安易に「一番安いもの」を選ばず、サポート面なども考慮して比較しましょう。
①タニタ EA-100
タニタの「EA-100」はアルコールチェッカー本体に息を吹きかけるだけで、呼気中のアルコール濃度の測定が可能です。
操作性がシンプルで使いやすく約31gと軽量で小型のため、出先で検知するために鞄に入れて携帯でき便利です。
ストローやマウスピースは使わず、本体に直接息を吹きかけるタイプのため付属品の購入は不要です。
検知回数の上限が1,000回ということと、前回測定した値までしか記録には残らないため法人より個人で測定するのに向いている商品といえます。
測定後、内部にガスが残った場合は、数回振ることで取り除くことができます。
販売実績が豊富で、J-BAC(アルコール検知器協議会)認定商品のため安心して利用できます。
ホワイトとネイビーの2色展開となっています。
| 対象 | 個人向け | タイプ | 携行型 |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 1年もしくは1,000回 | 測定方法 | 吹きかけ式 |
| サポート | 電話・メール 無償修理(規定あり) | J-BAC認定 | 〇 |
②東洋マーク AC-016
東洋マークの「AC-016」は、測定結果を3段階の電子音で知らせてくれる、ボタンを押すだけで簡単に使用できるアルコールチェッカーです。
重さも45g(電池を除く)と軽くて小さいため持ち運びがしやすく、出勤前の自宅での検知や出先での検知に適しています。
専用のマウスピースが付属しており、しっかりと息を吹き込めるため衛生的です。
センサーは電気化学式を採用しており外気の影響を受けにくいため精度も高く、アルコール以外にはほとんど反応しません。
使用回数の上限が1,000回、またはアルコール検知200回ということから個人で測定するのに向いている商品といえます。
販売開始から15年以上経過しており、EN規格(EUの統一規格)を取得しているため電気的な信頼性、機能面、安全面、衛生面などについても安心できます。
| 対象 | 個人向け | タイプ | 携行型 |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 1年もしくは1,000回もしくはアルコール検知200回 | 測定方法 | マウスピース式 |
| サポート | 不明 | J-BAC認定 | × |
③ELECOM HCS-AC03BTWH
ELECOMの「HCS-AC03BTWH」は、胸ポケットに収まるコンパクトなサイズながら、独自の高精度燃料電池センサーを搭載したアルコールチェッカーです。
息を吹きかけてから約5秒で検知結果を表示し、アルコール検出時にはLEDライトの点灯だけでなくブザー音でも警告する仕組みとなっています。
また、Bluetooth機能による専用アプリ「ALSmart」との連動も可能です。
メールなどで管理者へ結果を共有できるほか、アプリには使用期限がわかるアラート機能もついているため、使用状況の管理にも役立ちます。
さらに、前回と異なる機器を接続した場合にもアプリ側でアラートが鳴るため、近くで複数名が同時に使用した際の誤接続防止にも効果的です。
※その他、他社クラウド(スリーゼロ、AI-contact等)とも連携実績あり
| 対象 | 個人向け・法人向け | タイプ | 携行型 |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 使用期限の範囲内で購入後1年経過または、センサー使用回数が2000回以上になった場合(どちらか早い方) | 測定方法 | マウスピース式 |
| サポート | 不明 | J-BAC認定 | 〇 |
3.【OCR撮影型】業務用アルコールチェッカーおすすめ3選

続いて、アルコールチェッカーの測定結果をスマートフォンのカメラで読み取り、クラウドへ記録できるサービスを3つ紹介します。
- ・アイリスオーヤマ「ALPiT」
- ・シャープ株式会社「スリーゼロ」
- ・ナビッピドットコム「アルレポ」
OCR撮影型は、現在使用しているアルコールチェッカーを活用しながら、紙やExcelによる記録をデジタル化したい企業に適しています。
ただし、サービスによって対応機種や撮影方法が異なり、Bluetoothで測定結果を自動送信できる機種に対応している場合もあります。
導入前に、自社で使用している機器への対応状況や、測定から記録までの操作手順を確認しましょう。
①アイリスオーヤマ ALPiT
アイリスオーヤマの「ALPiT」は、手持ちの対応機器の表示をOCRで読み取るクラウド管理プランと、専用機器をBluetooth接続するプランがあります。
本サービスは、2023年6月より提供を開始しました。
測定結果を読み取った後に顔写真を撮影し、管理画面にデータを保存できます。
万が一アルコール反応が確認されたとしても、即時メールで検知結果が届くので飲酒運転防止につなげることができます。
手持ちの対応機器を使う「ALPiTクラウド管理のみ」は月額490円(税抜)または2年一括11,760円(税抜)、専用機器付きプランは月額1,380円(税抜)または2年一括33,120円(税抜)です。
センサー寿命が近づいたら自動で新しいアルコールチェッカーが届くため、交換時期の管理も不要です。
サポート専門コールセンターも用意されており、不具合発生時の対応や使い方、運用方法の相談にも対応可能です。
最低契約期間は1年からで、2年プランだとよりコストを抑えて導入できます。
| 対象 | 法人向け | タイプ | 携行型、据置型 |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 2年もしくは10,000回 | 測定方法 | 吹きかけ式 |
| サポート | 無償メンテナンス 電話・メール問い合わせあり | J-BAC認定 | 〇 |
②シャープ株式会社 スリーゼロ
シャープ株式会社の「スリーゼロ」が対応しているアルコールチェッカーは130機種以上あり、その検知器で測定された結果をスマートフォンのカメラ(OCR)で読み取りクラウド上で管理するサービスです。
一部の機種はBluetooth接続に対応しています。
アルコールチェックの結果はスマートフォンで自動読み取りができ、登録も簡単にできます。
すでに購入済みのアルコールチェッカーを活用できる可能性も高く、予算や目的にあわせてアルコールチェッカーを選択できる点がメリットです。
アプリ利用料(アルコールチェッカー料金は別)は月額300円(税抜)〜と始めやすい価格です。
車両予約機能もあり、予約状況からアルコールチェック未実施の運転者を検出できます。また、運転日誌との一元管理も可能です。
万が一アルコール反応が出ても、リアルタイムに実施状況がパソコンやスマートフォンから確認できるので、管理者はすぐに対応できます。
| 対象 | 法人向け | タイプ | 検知器による |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 検知器による | 測定方法 | 検知器による |
| サポート | HPよりお問合せ | J-BAC認定 | 検知器による |
③ナビッピドットコム アルレポ
ナビッピドットコムの「アルレポ」は、18機種(2025年9月16日時点)のアルコールチェッカーと連携しており、目的や予算に応じて選択することが可能です。
Bluetooth対応のアルコールチェッカーの場合、Bluetoothで測定結果を送信することが可能ですが、Bluetooth非対応の場合はスマートフォンのカメラ(OCR)で読み取る方式です。
息を吹き込んでいる測定中の様子をスマホカメラで撮影し、撮影した画像データも保存可能です。
管理者は管理画面を見ていないときでもスマホから通知を受け取って承認でき、承認後はドライバーに通知が届きます。
アルコール反応が出た際には自動通知することもできます。
アプリ利用料(アルコールチェッカー料金は別)は月額500円(税抜)〜と始めやすい価格です。
最低契約期間は1年間で、最低契約数は5IDからとなっています。
| 対象 | 法人向け | タイプ | 検知器による |
|---|---|---|---|
| 使用期間 | 検知器による | 測定方法 | 検知器による |
| サポート | 不明 | J-BAC認定 | 検知器による |
4.【クラウド管理型】業務用アルコールチェッカーおすすめ4選

最後にスマートフォンと連携してクラウドへデータ送信・保存するタイプのおすすめアルコールチェッカー4商品を紹介します。
- ・株式会社オートバックスセブン「ALCクラウド」
- ・NTTドコモビジネス株式会社「LINKEETH」
- ・株式会社アネストシステム「BSS for ALC」
- ・PAI-R(パイ・アール)「アルキラーNEX」
クラウド管理型は、測定結果を手作業で転記する必要がなく、複数の運転者や拠点の実施状況をまとめて確認できる点が特徴です。
製品・サービスによっては、本人確認、未実施者への通知、運転日誌、車両予約、車両管理、点呼などの対応範囲が異なります。
アルコールチェックだけを管理したいのか、車両や運転者に関する業務も一元管理したいのかを整理して比較しましょう。
①株式会社オートバックスセブン ALCクラウド
オートバックス「ALCクラウド」は携帯しやすいスティック型のアルコールチェッカーです。
ALCクラウド専用のアルコールチェッカーとなっており、センサーは半導体ガスセンサー式を採用しています。
スマホアプリでBluetooth接続を行い検知するタイプです。検知の際には専用のマウスピース(ストロー)を使用します。
測定終了と同時に測定者を撮影し、乗務日や点呼方式、車両情報を入力後、送信ボタンを押すとデータをサーバーに保存できます。
異常値を検知した場合は、設定した管理者に自動通知されます。
本体価格は11,000円(税抜)/本、月額の利用料金は800円(税抜)/IDとなっています。
1年もしくは検知回数2,000回のどちらか早いほうで、本体の買い替えが必要になります。最低契約期間は1年からです。
②NTTドコモビジネス株式会社 LINKEETH
NTTドコモビジネス株式会社が提供しているLINKEETH(リンキース)は、アルコール以外の成分に反応しにくい「電気化学式センサー」を採用した、精度の高いクラウド管理システムです。
測定に使用する検知器は小型で持ち運びに適しており、外出先でも場所を選ばず測定できます。
アプリを起動して本体とBluetooth接続し、息を吹き込むだけのシンプルな手順で完了するため、ドライバーの作業負担を最小限に抑えられます。
大きな特徴は、Bluetoothに対応していない既存の検知器も活用できる点です。
測定結果をアプリへ手入力することでデータをクラウドに集約できるため、すでに所有している検知器をムダにせず、一元管理を始めたい企業に適しています。
万が一アルコールを検知した際は、管理者へ即座にアラートメールが届くため、リアルタイムでの状況把握が可能です。
拠点ごとの初期登録費用がかからず、1アカウントから利用できるプランがあるなど、導入コストを抑えやすい料金体系も魅力と言えます。
③株式会社アネストシステム BSS for ALC
アネストシステムの「BSS for ALC」は、据置型で事務所用が1種類、携行型で出先用のスマホBluetooth連携タイプなどを取りそろえたアルコールチェック管理サービスです。
大きな特徴は、運用方法や規模に合わせて「Light」から「Advance」まで4つの料金プランから選べる点でしょう。
料金体系は、出先用の場合で初期費用0円〜35,000円(税抜)、月額費用は0円〜2,700円(税抜)と幅広く用意されています(事務所用の場合は、初期費用0円〜79,900円(税抜)、月額費用1,400円〜2,900円(税抜))。
企業の運用ニーズや予算に合わせて柔軟にプランを選択できるのが特徴です。
④株式会社PAI-R(パイ・アール) アルキラーNEX
パイ・アールの「アルキラーNEX」は、スマートフォンとBluetoothで連動し、場所を選ばず検査が可能なクラウド型アルコールチェッカーです。
センサーには高精度な電気化学式(燃料電池式)を採用しており、専用マウスピースへの吹き込みと連動して圧力センサーが作動するため、高い検知精度と不正防止を両立しています。
検知時は、アプリの顔認証機能によって検知者を自動識別し、点呼方式や位置情報、日時などのデータとともにクラウドへ自動送信されます。
万が一アルコール反応が出た場合には、管理者へ即時にメールもしくはチャットでアラート通知が届く仕組みとなっています。
また、業務前、業務後の自動点呼にも対応しており、アルコールチェック・健康状態確認・運行報告をワンストップで完結できます。(国交省認定機器)
ランニングコストの観点でも大きなメリットがあり、運用中に発生しがちな「カートリッジ交換費用(本体交換費用)」「センサー洗浄費用」「故障修理費用」が月額プランに含まれているため、追加コストを気にする必要がなく、さらに管理者の業務負担も軽減できます。
多くの外部システム(勤怠・車両管理・キーボックス等)と連携できる拡張性の高さに加え、予期せぬ出費を抑えて計画的な予算管理ができる点も、長く選ばれ続けている理由です。
5.法人向け業務用アルコールチェッカーおすすめ10選の比較表

前述したおすすめのアルコールチェッカー全10製品について、主な仕様と特徴を比較表にまとめました。
各製品の機能差やメリット・デメリットに加え、初期費用だけでなく毎年の校正(メンテナンス)費用やサポート体制といった比較検討に欠かせない要素も一覧で確認できます。
最終的な選定にあたっては、候補製品の無料トライアル活用をおすすめします。(実施可能な製品に限る)
Webサイト上の情報だけでは把握しきれない実際の操作感や検知精度、メーカーの対応品質などを、導入前に実機で確かめることが可能です。
| 基本情報 | 種類 | 簡易型 | 簡易型+OCR撮影 | クラウド管理型 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 概要 | アルコールチェッカー単体で使用し数値を測定する機械。 基本的に記録機能はなく、別途手書きやエクセルなどに記録が必要。 |
簡易型アルコールチェッカーで測定された数値をOCR(光学文字認識)にて読みとり、データを記録する。 自身で読み取る手間が発生する。 |
アルコールチェッカーで測定した数値をBluetoothなどでスマホアプリに接続し、クラウドへ送信する仕組み。 確実に正しい数値が送信でき、手間は削減。 |
|||||||||
| 社名 | タニタ | 東洋マーク | ELECOM | アイリスオーヤマ | シャープ株式会社 | ナビッピドットコム | 株式会社オートバックスセブン | NTTドコモビジネス株式会社 | 株式会社アネストシステム | パイ・アール | ||
| 型番 | EA-100 | AC-016 | HCS-AC03BTWH | – |
– |
– |
– |
– |
– |
NEX-E、NEX-C | ||
| サービス名 | – |
– |
– |
ALPiT | スリーゼロ | アルレポ | ALCクラウド | LINKEETH | BSS for ALC | アルキラーNEX | ||
| 価格(税抜) | 本体価格 | 5,000円~20,000円/台程度 | 5,000円~20,000円/台程度 | 8,000円~25,000円/台程度 | ||||||||
| ランニング費用 | 0円 ※メンテナンス時の機器購入費が必要 |
300円~1,000円程度 | 660円~1,200円程度 | |||||||||
| 校正(メンテナンス)費用 | 機器再購入 | 機器(リビルド品)再購入 | 機器再購入 | 0円 | 検知器による(基本は機器再購入) | 検知器による(基本は機器再購入) | 11,000円 | 20,000円 (参考価格) |
検知器による(基本はセンサー交換) | 0円 | ||
| サービス | 校正(メンテナンス)頻度 | 1年または1,000回 | 1年または1,000回またはアルコール検知200回 | 1年または2,000回 | 2年または10,000回 | 検知器による | 検知器による | 2,000回 | 1年半または10,000回 | 1年または機器ごとの上限検知回数に達した時 | NEX-E:2年もしくは2,000回、NEX-C:1年もしくは10,000回 | |
| サポート体制 | 電話、メール、無償修理(規定あり) | 特に記載なし | 特に記載なし | 電話、メール、無償メンテナンス | HPより問い合わせ | 特に記載なし | サポートセンター(電話) | サポートデスク(電話)、保守、マニュアルあり |
サポートセンター(電話) | サポート窓口(電話、メール)、無償修理・無償メンテナンス(規定あり) |
||
| サービス開始時期 |
2017年 | 2009年 |
不明 | 2023年 | 2022年 | 2022年 | 2021年 | 旧docoですcar:2001年、アルコールチェックサービス:2015年 |
2022年 | 2010年 |
||
| 機能 | 基本機能 | アルコール 数値測定 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| データ記録・保存機能 | △ 前回値まで保存可能 |
× |
△ スマホアプリと接続すれば記録可能 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
||
| 不正防止 | なりすまし 防止 |
× |
× |
× |
△ 写真撮影 |
× |
△ 写真撮影 |
△ 写真撮影 |
△ 写真撮影 |
○ 顔認証+ |
○ 顔認証+ |
|
| 検知器認証 | × |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
||
| 検知忘れ 防止 |
検知漏れ リマインド |
× |
× |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
|
| オプション | 車両管理 | × |
× |
× |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
※上記は2026年7月時点の内容です
比較した10商品のアルコールチェッカーは以下のとおりです。
- ・株式会社タニタ「EA-100」
- ・株式会社東洋マーク製作所「AC-016」
- ・エレコム株式会社「HCS-AC03BTWH」
- ・アイリスオーヤマ株式会社「ALPiT」
- ・シャープ株式会社「スリーゼロ」
- ・ナビッピドットコム株式会社「アルレポ」
- ・株式会社オートバックスセブン「ALCクラウド」
- ・NTTドコモビジネス株式会社「LINKEETH」
- ・株式会社アネストシステム「BSS for ALC」
- ・株式会社パイ・アール「アルキラーNEX」
アルコールチェッカーを「価格」で比較する
アルコールチェッカーの価格帯は幅広く、5,000円前後の手軽なモデルから、30,000円を超える高機能なモデルまで存在します。
この価格差は、主に「センサーの精度」と「機能性」に現れます。
一般的に高価なモデルほど、アルコール以外のガス(食事や口臭など)への誤反応が少なく、呼気の吹き込み不足を検知する圧力センサーを備えるなど、不正やミスを防ぐ仕組みが整っています。
初めて導入する際は「まずは安価なものを」と考えがちですが、精度の低い検知器は誤検知による再検査の手間や、現場の混乱を招く原因となりかねません。
導入コストだけでなく、運用時の信頼性も考慮し、デモ機などで実際の精度を確かめた上で、価格と性能のバランスを見極めることが重要です。
アルコールチェッカーを「サービス・サポート」で比較する
アルコールチェックは、法令で義務化された以上、長期にわたって継続しなければならない重要な業務です。
たとえ機器が安価で多機能であっても、万が一の故障やトラブルへの対応が不十分であれば、日々の運行業務に支障をきたしかねません。
比較検討の際は、価格だけでなく、導入後の運用を支えるサービス・サポート体制まで確認することが重要です。
具体的には、故障時の無償修理や代替機の即日貸し出し、電話・メールでの問い合わせ窓口の有無などがチェックポイントです。
また、忘れがちな毎年のセンサー校正(メンテナンス)を自動で管理・実施してくれるメーカーであれば、管理者の負担を大幅に軽減できるでしょう。
アルコールチェッカーを「機能」で比較する
アルコールチェッカーを選ぶ際に一番重視したいのはやはり機能面です。
比較する上で外せない機能は何か、社内で方針を固めてから検討するようにしましょう。
機能面で重視したいポイントはまず「操作性」です。実際に毎日利用する運転手がいかに短時間でストレスなくアルコールチェックできるかはとても大切です。
ほかにも、車両管理や免許証の期限切れ・不携帯防止、運転日報との連動などアルコールチェックだけではなく、他にもしなければならない業務をまとめて管理できる機能があれば、運転者も管理者も負担を軽減できます。
また、欠かせない機能がなりすましや不正防止機能です。直行直帰や遠隔地での測定において、「なりすまし」のリスクは無視できません。
測定時の顔写真撮影やAIによる顔認証、GPSによる位置情報取得といった厳格な本人確認機能を備えた製品を選ぶことで、不正を防ぎ、確実な法令遵守体制を構築できます。
昨今、行政処分の対象として問題視されている「不適切点呼」の防止にも直結しますので、リスクや対策について詳しく知りたい方は以下の関連記事もあわせてご確認ください。
6.パイ・アールがおすすめする業務用アルコールチェッカー5商品

先ほど紹介した10商品の中から、さらにパイ・アールがおすすめする法人向け業務用アルコールチェッカー5商品を紹介します。
ここで紹介する商品は
- ・アルコールチェッカーのセンサー精度
- ・検知結果の正確さ(不正やなりすまし防止の充実度)
- ・利用者、管理者双方にとって負担の少ないもの
- ・サポートや保守の充実度
といった点を総合的に見て選定しています。
アルコールチェッカー選びに迷っている場合はぜひ参考にしてください。
①株式会社PAI-R(パイ・アール) アルキラーNEX
アルキラーNEXはサービス開始以来、長年の運用実績を持つクラウド型アルコールチェッカーです。
高精度のセンサーと充実した「なりすまし・不正防止機能」を備えており、コンプライアンスを重視する多くの企業に採用されています。
大きな特徴は、開発から運営までを自社で一貫して行っている点です。
ユーザーの要望に合わせたアップデートや機能改善がスピーディーに行われるため、常に最新の使いやすさを提供し続けられる点が強みです。
また、毎年のメンテナンス(センサー交換など)はメーカー側で管理・自動送付する仕組みとなっているため、管理者の手間がかかりません。
拠点数や従業員数が多い大手企業での導入実績も豊富で、大規模な運用にも適した一台です。
②NTTドコモビジネス株式会社 LINKEETH
LINKEETHは、Bluetooth非対応のものでも手入力で検知結果を記録できるため、まずは手軽にクラウド管理を始めたい企業におすすめです。
料金体系もシンプルで、アプリやシステムにかかる費用を抑えることができます。
ドライブレコーダーも併用すれば、走行履歴とアルコールチェック結果の連携が可能です。
一元的に管理できるため管理者の負担を軽減でき、サポートデスクや保守も充実している点がおすすめです。
③株式会社オートバックスセブン ALCクラウド
ALCクラウドは、Bluetooth接続タイプで小型で持ち運びしやすいアルコールチェッカーのため、遠隔地で検知する直行直帰や出張の多い業種・職種に向いている製品です。
使い方も料金体系もシンプルで、初めてクラウド型を導入する企業でも分かりやすい点がおすすめの理由です。
一般的に使用期限に達したアルコールチェッカーは、新たに購入して交換しますが、本検知器は比較的安価で続けやすい料金体系となっています。
本体ではLEDの3段階表示、アプリでは測定値を数値で確認できます。
④株式会社アネストシステム BSS for ALC
BSS for ALCは、据置型と携行型の両方をラインナップしており、利用する部署や使い方にあわせて導入できます。
走行記録や運転日報、出退勤管理もあわせて管理ができ、車両に関するさまざまな管理項目を一元管理したい企業に向いています。
また月額費用にセンサー交換の費用が含まれており、交換時には自動でメンテナンス品が送付されるため、検知器交換の手間や費用を削減できます。
サポートデスクもあり、不明なことは気軽に問い合わせが可能です。
⑤シャープ株式会社 スリーゼロ
スリーゼロは、一部の機種はBluetooth接続にも対応していますが、OCR読み取りタイプと連携している機種が圧倒的に多く、すでに利用しているアルコールチェッカーを活用できる点が最大のメリットです。
アプリ利用料も安価で初めてアルコールチェッカーを使用する企業にとっては手軽に始めやすい点がおすすめの理由です。
車両予約や運転日報との一元管理も可能で、記入や確認の手間を軽減することができます。
7.【Q&A】法人向け業務用アルコールチェッカーに関するよくある質問

ここからは法人向けの業務用アルコールチェッカーを導入・運用する際によくある質問に回答します。
法人ではクラウド型アルコールチェッカーを導入する必要がある?
クラウド型の導入は、法令上の必須条件ではありません。
紙やExcelなどで記録し、必要な項目を1年間保存する方法でも対応できます。
ただし、運転者や拠点が多い場合は、手作業による転記や確認に時間がかかり、記録漏れが発生する可能性があります。
複数拠点、直行直帰、大人数で運用する企業では、測定結果を自動保存できるクラウド型を検討すると管理負担を軽減しやすくなります。
法人ではJ-BAC認定機器を使用する必要がある?
J-BAC認定機器の使用は、法令上の必須条件ではありません。
法令では、呼気中のアルコールを検知し、その有無または濃度を警告音、警告灯、数値などで示せる機器を使用することが求められています。
ただし、J-BAC認定機器は、協議会が定める検定制度や販売ガイドラインの基準を満たした製品です。
法人で測定精度や品質を重視する場合は、比較時の判断材料になります。
法人では運転者1人につきアルコールチェッカー1台必要?
法令上、運転者1人につき1台のアルコールチェッカーを用意する決まりはありません。
事務所へ出勤する運転者が多い場合は、据置型を複数人で共用する方法があります。
直行直帰や出張が多い場合は、携行型を1人1台配布した方が運用しやすいこともあります。
利用人数、測定時間、勤務場所、センサーの使用回数上限を確認し、測定が集中しても無理なく対応できる台数を用意しましょう。
市販のアルコールチェッカーは選ばない方がいい?
個人利用の場合は問題ありませんが、企業で運用する場合は注意が必要です。
市販のアルコールチェッカーは種類が非常に豊富ですがその分、質もピンキリですので、慎重に検討する必要があります。
中には検知精度が高く、質の良いアルコールチェッカーもありますが、極端に安価なものや、ネットで購入する際は不安な点が残ります。
例えば、実際はアルコールを含んでいるにもかかわらず検知結果が「0」と表示されてしまった場合、使用者はその検知結果をそのまま信用してしまう可能性が高いでしょう。
アルコールチェッカーの選定は、法令遵守に関わる重要な確認作業ですので、重視するポイントや運用方法などを考慮してから選ぶようにしましょう。
使うアルコールチェッカーが違えば数値も違うの?
使用するアルコールチェッカーが違えば検知結果も違うことがあります。
アルコールチェッカーは、呼気中のアルコール濃度を測定することができる便利なツールですが、飲酒の有無を100%正しく測定できるわけではありません。
アルコールチェッカーによってセンサーの種類が違っていたりセンサーの検知精度に差がある場合もあります。
また、使用期限が切れている場合は正しく測定できない場合もあります。
そのため、頻繁に利用するアルコールチェッカーは1週間に1度、正常に作動するかどうかを確認し、正しくアルコールの有無が測定できるように管理しておきましょう。
アルコールチェックはいつ義務化されたの?
2023年12月より、アルコールチェッカーを用いた酒気帯び確認が完全に義務化されました。
あらたに対象となったのは、社用車(白ナンバー車)を5台以上、もしくは定員11人以上の車両を1台以上保有している事業者です。
運転前後のタイミングで、安全運転管理者が運転者の顔色や声の調子を目視で確認することに加え、アルコールチェッカーによる測定が必須となっています。
注意すべき点は「アルコールチェッカーで測れば終わり」ではないことです。
確認結果は1年間の保存義務があり、記録すべき内容は確認者名や確認方法、測定日時など全8項目に及びます。
アルコールチェッカーの導入と合わせて、こうした記録業務をどう運用するかも重要なポイントです。
選び方に迷ったら、機能と実績で選ぶ
法人向けアルコールチェックシステムなら
「アルキラーNEX」
- 直行直帰の多い現場や拠点ごとの共同利用など、多様な働き方に合わせた運用が可能
- 定期メンテナンスが無料、検知器の期限管理も不要で、手間とコストを同時に削減
- 運転日報などの車両管理や他社システム連携で、管理者・ドライバーの負担を軽減
義務化遵守だけでなく、現場の負担まで減らせる運用を。
製品の詳しい仕様や導入メリットは、製品ページよりご確認いただけます。

8.まとめ|法人向け業務用アルコールチェッカーを運用方法に合わせて比較しよう
法人向けの業務用アルコールチェッカーは、記録・管理方法によって簡易型、OCR撮影型、クラウド管理型の3タイプに分けられます。
少人数で導入費用を抑えたい場合は簡易型、現在の機器を活用したい場合はOCR撮影型、複数拠点や直行直帰に対応したい場合はクラウド管理型が選択肢となります。
製品を比較する際は、本体価格や月額料金だけでなく、測定結果の記録方法、本人確認、検知忘れを防ぐ機能、センサー寿命、メンテナンス体制まで確認することが大切です。
特に、紙やExcelによる記録に負担を感じている企業や、複数拠点の実施状況をまとめて確認したい企業には、測定結果を自動保存できるクラウド管理型が適しています。
自社の利用人数や勤務形態、管理上の課題を整理し、継続的に運用しやすい業務用アルコールチェッカーを選びましょう。


